JARMeCとは川崎と名古屋にある2次診療専門の動物病院となっております。
川崎病院は比較的当院からも近く、同じ敷地内に川崎市獣医師会運営の夜間救急病院も
併設されているので、ご存じの方も多いかと思います。
当院はこちらの連携病院となっておりますので、当院の患者さんもこちらにご紹介を
行ったりと、色々お世話になっている2次診療施設なんです。
この度は病院スタッフ全員で、実際に2次診療や高度医療とはどのようなことを行っているのか?
またそこで診療しているドクターや看護師の行っている内容や流れなど
それぞれの立場で勉強させていただくという形で、研修させて頂きました。
院長は循環器科で診療見学と心臓のペースメーカー設置手術の見学、原口先生は腫瘍科で
診療見学と下顎切除手術(下顎腫瘍のため)の見学をしてきました。
そして私たち看護師は腫瘍科と脳神経科それぞれの看護師のリーダーに付いて、病院内を
見学させて頂きました。
腫瘍科ではこの日、上記の下顎切除手術のオペと免疫治療が行われるようでした。
腫瘍科の入院患者の病症名を教えてもらっていたら、初めて聞くような病症名がいくつかあり、
ちょっと驚いてしまいました!
次に脳神経科のリーダーにMRIについて説明してもらいました。
こちらの病院では各科専属に看護師が配属されるため、脳神経科の看護師は
MRIの準備や麻酔管理、データ管理等を行う事が多いようでした。
またこちらの病院ではレントゲンやフラットパネル(透視撮影)は看護師が撮影することに
なっているようで、今回ちょうどフラットパネルの撮影を見る事ができました。
撮影室の一部がガラス張りになっていて、外部から中が見えるようになっているので
撮影者は外からモニターを確認しながら(撮影台に患者を乗せるとすぐにモニターに動く
レントゲンのような画像が映し出される!)マイクを使って適正な体位の指示を出し撮影していました。
夕方5時位になると各科とも入院室でTPRが行われるということでしたので
私達も入院室に行ってみると、眼科の入院患者の処置を行っていたので
邪魔にならないように眼科の保定を拝見させてもらいました。
当院でも眼科診療を行っているのですが、眼科の保定は通常の保定とは違い
ちょっと難しいのです…強く押さえてしまうと眼圧が上がってしまうので
ポイントを押さえた保定をしなければならないのですが、動いてしまっては検査ができないですし…
悩ましいのです(- -;)
この時は患者さんが動かないいい子だったのか?やはり看護師さんの腕がいいのか?
あごを少し支える程度でほとんど押さえてはいませんでした。(なるほど〜)
なかなか専門の眼科の保定を見る事がないので、とてもいい参考になりました。
今回、高度医療を行う病院ということで、なかなか緊張して研修に赴いたのですが
皆さんお忙しい中でもフレンドリーに話しかけてくださって、緊張も少し和らぎました〜(笑)
また知り合いの先生が何人かいらっしゃったりと、皆充実した研修を終えることができたと思います。
今回の見学実習で学んだ事をこれからに活かせるように頑張ります!
看護師の塚田さんも同じヤマザキの卒業生(科は違うらしいのですが)と会ったと言ってました!
彼はどうやら手術科らしく、一日中手術室にこもっているようでした(^ ^;)
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