先日の日曜日、仕事が終わってからみんなでセミナーに行ってきました♪(*^▽^*)♪
毎年この時期に開催されるロイヤルカナン主催のベテリナリーシンポジウムで
今回のテーマは“高齢猫の体重減少~サイレントな病気の診断と治療~”です。
会場はホテルニューオータニの会議場で行われました!
ひ、広~いっ!!
今まで参加したどのセミナー会場よりも広く、少々圧倒され気味。。。(^-^;
今回は第一部にイギリスからSarah Caney 先生と第二部に石田卓夫先生の講義を受けました。
症例の説明や解説もさることながら、看護師の立場からすると
Sarah先生の雑談の方が興味深く、まずイギリスの動物病院ではレントゲンを撮るとき
必ず麻酔をかけるのだそうです。(なぜなのでしょう…?理由は聞けませんでしたが)
あと、診察室の中も診察台からつながる幅広の階段が置いてあり患者さんの猫を
自由に歩かせるんだそうです。
若くて健康な子は診察台から直接降りたりするのですが、老齢の子や関節炎がある子だと
階段の方に回り、それもゆっくり時間をかけて降りる様子から、痛みの度合いを客観的に見ることも考慮に入れている、とのことでした。
日本だと逃がしてしまってはいけないと思い、猫ちゃんを診察中に自由にさせることは
ほとんどないと思うのですが、これもお国柄なんでしょうね(*^-^*)
あとはおおまかにまとめると、猫ちゃんは急激~緩やかでも体重の減少があると
寿命に大いに関係していく、ということでした。
理想は若い時からの体重をいかにキープして年を重ねさせるかということです。
年を重ねていくと、どうしても痩せていく傾向にあるので
その原因をまず見極めて、病気からくる削痩でなければフードや環境を整えてあげて
体重減少を食い止めることが、元気で長生きさせるためには重要とのことでした。
うちの病院にいるガッツもちょっとぽっちゃりで体重管理は厳重にしていましたが
この講義を聞いて
“あ、ちょっとぽっちゃりでもいいんだ、これをキープしていけば!!”
と安心しました(笑)
噂には聞いていましたが、こちらのセミナーでは軽食が出るということで
大人気のケーキをみんなでいただきました!!(*^-^*)
我々の体重も減ることなく、これでキープ(もしくはオーバー?)できそうです(笑)
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